カテゴリ: おすすめの本



傭兵ピエールを書いたのは佐藤賢一氏で1999年第121回直木賞を『王妃の離婚 』で受賞している。
 
氏は様々なヨーロッパの歴史小説を書いているが特にフランスの歴史が多い。

さて、傭兵ピエールのストーリーだが主人公ピエールは、悪逆非道をつくす傭兵団の頭領を務めている。

シェフ殺し(傭兵隊長)というあだ名を持つピエールがラ・ピュセル(ジャンヌダルク)と出会い少しずつ、

イギリスからフランスを奪い返すために一緒に戦っていく。

二人は少しずつ引かれ合い――しかし……。

ざっと説明をするとこんな感じであろうか。

ピエールの喜怒哀楽に満ちたキャラクター描写がとても魅力的だ。

活字が苦手な人にはマンガもあるので是非!

 











 
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ジェノサイド
高野 和明
角川書店(角川グループパブリッシング)
2011-03-30

高野和明氏は2001年 - 『13階段』で第47回江戸川乱歩賞受賞。
そしてその後2011年第33回吉川英治文学新人賞候補、第9回本屋大賞第2位、第65回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)受賞する。

さてざっくり、ストーリーを書くと、この物語の主人公は2人。
1人はアメリカ人で息子の治療費のために傭兵をしているジョナサン・ホーク・イエーガーは、アメリカ政府から突然の依頼、アフリカに特別ミッションとしていくことになる。
そしてもう1人の主人公は薬学部院生の古賀研人。突然死んだ彼の父親のパソコンから、彼の父親が残した一通のメールから、自分の息子に今までしていた研究の続きをしてほしいのとのことだった。
一見すると関係ない話だが、思わぬところで2人のストーリーが混じり合う。 
 とても秀逸な作品で、しっかりといくつもある伏線も綺麗に回収されている。




 
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大沢在昌氏は日本ハードボイルド界の重鎮でも現在でも人気作家としての地位を維持し続ける

作家の御一人です。   

氏が世に出るきっかけになったのが、新宿鮫です。


 
初版が1997年に発表され今もなお売れ続けている不朽の名作です。

警部である鮫島は自分が逮捕した銃密造の天才、木津を追っていた。木津を追っている最中に

警官が射殺されるという事件が起こる。

鮫島は木津の密造銃が使われた事を知り、木津を追いかける。

そして最終的には、鮫島の恋人でもある晶の身に危険が降りかかってしまう。


・物語は二段階的に造られていて、最初の事件が解決してももう一つの事件が発生するという

読者に息をつかせる間もないほどの緊迫感を与えてくれます。

ミステリー、特にハードボイルド系が好きな方にとっては十二分に楽しめる作品になっています。







 
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虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)
伊藤 計劃
早川書房
2010-02-10



私はほとんどSFを読まないのですが、すんなりと世界観に入り込むことができました。

主人公は米軍大尉クラヴィス・シェパード。

主に特殊任務を行う職についています。

クラヴィスは世界各地で続いている大量虐殺の黒幕、ジョン・ポールを追いかけ、アフリカや中欧様々なところに

赴きます。

途中、ジョンポールと出会い、大量虐殺に導いている理由を知ります。

仲間の自殺や、ジョン・ポールの不倫相手、ルクリッツァとの出会いによって主人公はジョンポール暗殺

だけが目的ではなくなっていきます。

母親を殺したという自分への赦しをルクリッツァに求めていきます。

そしてジョン・ポールがどうして大量虐殺を導いていたのかが後半に分かっていきます。



 

 
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ブログネタ
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少し前までドラマ放送で高い視聴率を獲得しているので

知っている人は多いと思います。

元々は小説で逢坂 剛氏の作品です。
氏は直木賞や日本推理作家賞、冒険小説協会賞などを
受賞している、日本を代表するミステリー作家です。

この小説どこが素晴らしいかと申しますと、
主人公であるく倉木の視線では一切書かれていない所
なのです。
倉木以外の人物から、爆弾テロ事件を多面的に
書いているのです。

ストーリーは倉木は妻である珠江を爆弾テロで亡くしてしまう。
倉木は自分の上司からも捜査を外れるように言われるが
独自で捜査を行う、そこから色々な人間模様、謀略、策略
が後半になればなるほど見えてきます。

小説を書くにあたって”視線のぶれ”、というのはどうしても致命的になってしまいます。

小説家希望の方は一度読んでみてはいかがでしょうか。

勉強になると思いますよ。

もちろんストーリーも良いのでサスペンス系が好きな人にとっては
満足していただけると思います。








 

 
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